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震災詠十二句

震災詠十二句

誰が統ぶやこの荒涼の春の惨  
            
渚より蛍となりて帰り来よ 
    
捜す手の祈る掌となる秋立つ日 
    
荒涼の春となりけり放れ牛  
   
鉄橋の落ちて鮎なき川となる
     
故郷へ線路途切れて秋の雲 
    
祈りもて陸奥新酒酌みにけり 
    
烏瓜手繰るが如く友の逝く 
          
三月は悲の月十日我が生る 
   
春寒ヤ下ノ渚二居リマス賢治

園舎なき空をただよふ石鹸玉

原発や白詰草に遊べない

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震災詠

誰(た)が統(す)ぶやこの荒涼の春の惨(ざん) 
      金子兜太・選 「朝日俳壇」  加藤氏。救済への願望をズバリ言い切る。
      金子兜太選年間十句  東日本大震災を対象にした好作品が現れたのは
                      四月十八日発表の加藤宙からだったが、・・・・                    
渚より蛍となりて帰り来よ     長谷川櫂・選 「朝日俳壇」
捜す手の祈る掌となる秋立つ日     「NHK全国俳句大会」入選
荒涼の春となりけり放れ牛     金子兜太・選 「朝日俳壇」
鉄橋の落ちて鮎なき川となる     「郡上市俳句大会」佳作
故郷へ線路途切れて秋の雲     大串 章・選 「朝日俳壇」
祈りもて陸奥(みちのく)新酒酌みにけり     小澤 実・選 「NHK俳句」
烏瓜手繰るが如く友の逝く     「NHK全国俳句大会」入選
三月は悲の月十日我が生る     金子兜太・選 「朝日俳壇」
      十一日 東日本大震災  十日 東京大空襲

      春の墓

プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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