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親子で考える道徳 6 耳の無いお父さん #道徳

耳の無いお父さん~父親の役割

参観日耳無き父を描く園児パパは話を聞いてくれない  宙

保育参観に来た父親に、耳の無い父親の絵を渡した子ども。父親はそれを見て「もっとよく見て描けよ」といいました。
子どもは黙って父親から離れて行きました。
このお父さんは、日ごろから子どもの声に耳を傾けないで、自分の考えを伝えるだけのお父さんなのです。
子どもはそれが嫌で「耳の無い」、話を聞かない、父親の絵を描いて抗議したのです。

 家庭における父親の役割は、何なのでしょうか。
お母さん方は「しかり方やほめ方」など、子育てについて、園や学校で話を聞く機会があります。
しかし、お父さん方は、そのような機会が少ないし、なかなか時間もとれないのでしょう。
子育ては、どうしても母親の負担が大きいように思われます。

子育てには当然ながら、「母性」と「父性」の両方が必要です。
母性とはあたたかく全体を包み込むこと、父性とは厳しく物事を分断し判断することでしょう。
この二つがあいまって、子どもを健全に育てるのです。
それぞれの家庭には、それぞれの「家風」があります。
それぞれの家庭の「雰囲気」が知らず知らずに、子どもの成育に大きな影響を与えているのです。
その「家風」は「母性」と「父性」のバランスによって、違ってくるのでしょう。
いずれにしても子どもを育てることは、母親だけの仕事ではありません。

お父さんはその特性上、ともすると「共感する」よりも「問題解決」に走りがちです。
話をゆっくり聞くことなく「それはね、こうなんだよ」「こうすれば解決するよ。」といいがちなのです。
お母さんや子どもは、ただしっかりと、自分たちの思いを受け止めてほしいだけなのに…。

お母さんと子どもたちとの関係は、生まれたときから、いやそれ以前から直接的なものです。
それに比べ、十二歳ぐらいまでの子どもたちにとって、
父親との関係は、間接的なものに過ぎないことが多いでしょう。
だからといって、子育てがお母さん方だけの仕事だというのではありません。
父親を舞台の「床」にたとえた人がいます。
「どんなに飛んでも跳ねても滑ったり転んだりしない、母子が共に安心できる環境を作る」ことだと。
「母親の後ろ盾」になるのが、父親の役目だとも述べています。

お父さんの得意なキャッチボールを、子どもや奥さんとの会話にも生かしてほしい。
まずは、しっかりと思いを受け止めてから、ゆっくり投げ返してほしいものです。


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テーマ : 幼児教育
ジャンル : 育児

プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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