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ほんなぐ 枯草~俳句・短歌鑑賞(72) #jtanka #jhaiku #塔

瓢箪


俳句・短歌鑑賞(72)

となりやのばさまはひそかになりすぎし胡瓜(きうり)うしろのかはにほんなぐ 小林玉兎

                                         「塔」11月号作品2

作者は毎号ひらがなの短歌を発表している。この歌を読み思わず笑ってしまった。民話に登場するばさまのようだと思ったからである。たくさん実をつけた胡瓜の処分に困り後ろの川に放り投げたというのである。「ひそかに」もいいし「ほんなぐ」もまたいい。笑ってばかりもいられない。「あとかくしの雪」のように旅人のために隣りの畑から大根を盗んで食べさせる「百姓」もいたのだから。。

枯草にかすかな風がある旅で 種田山頭火

放浪の俳人・山頭火。七年間の行乞の旅は過酷なものだっただろう。晴れた日、雨の日、雪の日、嵐の日…。夏の暑さも冬の寒さも山頭火の肉体と精神に否応なく襲い掛かる。掲句は冬、風がやわらかならば枯草も温かい、そんな天恵のような日もあったのだろう。枯草に寝ころぶやからだ一つ もまた。

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プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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