スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

朝の偕楽園 #kigo #jhaiku

朝の偕楽園 #kigo #jhaiku

表門3


 以前から、好文亭・偕楽園を裏側から入ってみたいと思っていた。9時半開会の研究会場からは徒歩で5分程度。このチャンスを逃す手はない。水戸まで電車でいき、バスで研究会場近くの歴史館・偕楽園前下車。日曜の朝の静かな住宅の小路の先に表門が見えてきた。

霜柱行幸よりの表門

偕楽園に入るには、観光バスの駐車場や寒梅の時期に臨時的に特急の停車する偕楽園駅に近い東門からが一般的である。バス停からも離れ駐車場もない門が表門とは何かが疑問であった。たまたま好文亭に勤務する方が、早朝から入ってきた私に話してくれたことによると、明治天皇がお出でになった時に造ったのだそうだ、天皇が入るところだから表門。門の外には今年一番の冷え込みによって霜柱が立っていた。
 好文亭はすでに雨戸が開けられ白障子が、千波湖に反射する朝の陽に光っていた。
 
 一亭の湖(うみ)を見下ろす障子かな

障子4


 千波湖にはいつの間にか大きな噴水ができ水を吹きあげていた。園から眺める静かな湖面が好きだったが、噴水は何とも無粋である。
 妻と梅を観に来たのは4,5年前。前日に降った雪が残る寒い日であった。同じ芝の白さでもこの日は霜の白さ。
 13ヘクタールの園内には誰一人として見えず、約100品種、3000本の梅が静かにたたずんでいた。時折甲高いヒヨドリの声が聞こえるだけ。ゆっくりと砂利道を踏んで散策した。
  
  枯木にも齢ありけり偕楽園

 古木の前に山村暮町の詩があった。「こんな老木になっても/ 春だけは忘れないんだ 御覧よ/まあ、紅梅だよ」冬枯れたように見える木でも、根から幹、枝から芽にかけて樹液が流れ続けているのだろうか。
 梅林を抜け、入った表門から外に抜けた。約1時間の講話は、冬の朝の偕楽園の印象から始めた。


梅林1

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。