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柔らかき妻 爪先立つ妻~「塔」2月号 作品2 池本一郎・選 優秀 #tanka #jtanka #塔

春を待つ3

柔らかき妻 爪先立つ妻~「塔」2月号 作品2 池本一郎・選 優秀

 警察官と元看護婦の縁ありて妻と義姉とを遺す人生

 五分五分に分けし遺産の母屋なり壊すてふ義姉買ひ戻す妻

 床下に蔵ひし梅酒二十年湖底に秋の陽射すが如くに

 ヤフオクに八千円から一万円国境事変従軍記章

 一棹の手編みのセーター手洗ひす編み物教師の娘としての妻

 家計簿にぬりゑ拾円あめ五円母の遺品に妻やはらかく

 捨てむとす親子三体こけしの底に新婚旅行の鳴子に求むと

 畳入れ襖張り替へ掃除終へ廊下に妻の爪先立ちたる

*初めての8首入選。落選2句は以下の通り。

晩酌にも語ることなき従軍の記章を包む半紙の匂ひ
連日の母屋の整理に疲れたる妻の寝息の泣くがごときに

12月号 黒住嘉輝選歌欄評

  きちきちにあがる歓声帰りの会明日は土曜日窓に秋の陽


 金曜日の終わりの会。子供たちはもう明日からすること、友達との遊びに浮き浮きしている。さあ遊ぶぞ、と元気いっぱいだ。句切れが多いが、歯切れよく、開放感いっぱいの子供たちの躍動を感じる。「きちきち」というのは何を表しているのだろうか。あちこちにあがる子供のはち切れるような大きな高い声なのだろうか。不思議な響きだ。(小畑志津子)

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プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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