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やわらかく 卒業子~俳句・短歌鑑賞(75) #jhaiku #jtanka #塔

杏子の花



俳句・短歌鑑賞(75)

レコードに針を置くゆびやわらかくそのように友はわれに尋ねる 橋本恵美

                                       「塔」3月号 作品2

詩を書いていたころ、友人と「詩は比喩だ」などとよく話し合った。短歌も俳句も新鮮な比喩の作品に出合うと嬉しくなる。新しい比喩の発見は、作者独自の新しいものの見方の提示なのだ。この歌、「友はわれに尋ねる」の前はすべて比喩。どのように尋ねたかと言えば「レコードに針を置くゆびやわらかく」なのだ。「そっと」と言ってしまえばそれまで、なんともつまらない歌になるだろう。中指にレコード針のアームを乗せ、レコードを傷つけぬような柔らかさで、静かな音が流れ出るように・・やさしさがあふれてくる。

なんとよく泣くよ今年の卒業子 森田 峠

初めて教師になった時は4年生の担任だった。5年生で学級編成替えがあり、そのまま6年生の担任として卒業式を迎えた。卒業式で一人一人子どもたちを呼名する時、涙で声が詰まってしまった。そのせいだったのか、子どもたちも泣きながら卒業証書を受け取り、泣きながら卒業歌を歌った。卒業生の担任となったのは5回。私も子どもたちもよく泣いた。確かに掲句のようにその年によって泣き方が違っていたように思う。

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プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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