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落葉 しだれざくら~俳句・短歌鑑賞77 #jhaiku #jtanka #塔

桜1



俳句・短歌鑑賞(77)

泳げる児泳げない児もあらずしてみんなにこにこ落葉のプール  相馬好子

                      「塔」3月号 作品2

近くの小学校の昼休み、校庭のフェンス沿いに吹き溜まった落葉を身体にかけている子がいた。どうやらかくれんぼをしているらしい。枯落葉かけて鬼待つかくれんぼ という句を詠んだ。上野公園でも落葉に隠れる子を見た。子どもは落葉が好きである。「みんなにこにこ」するのは落葉のあたたかさなのだろうか。「泳げる児泳げない児もあらずして」と詠む作者の視線もまたあたたかである。

まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生

妻に笑われるが、枝垂れるものが好きである。桜はもちろん、枝垂れ梅、枝垂れ桃、しだれ柳など。柳にもカワヤナギ、フリソデヤナギ等の種類があるらしい。カワヤナギの主なものはネコヤナギ。なんと美しい句だろう。「空」という一字だけの漢字が空の青さと白く冷えてしだれる桜を鮮明に描き出している。読む者の視点もまた空から桜の先端へと枝垂れていくのである。

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プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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