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草餅 赤錆~「塔」6月号 小林幸子・選 #tanka #「塔」

西山の団栗


草餅 赤錆~「塔」6月号 小林幸子・選 

 硝子戸に草書見事な「さくらもち」をばさんの筆をぢさんの貼る

 話好きなをばさんの耳遠くなり容易に買えぬ草餅三個

 放課後の校長室に身の固き母子に読み上ぐ卒業証書

 水平線はるかにこえしブランコを縛る鎖の赤錆となる

 半分に千切れし写真のいなせなる父の脇には誰がゐたのか

 研修に疲れ小雨の昼休み食堂裏に椿見にゆく

4月号 真中朋久選歌欄評 森永絹子
 
 走り来し子の息白き正門に諭す教師の息また白し  

 朝の学校の風景か。どこの学校でも遅刻ぎりぎりに駆け込む子が数人いる。なんとか間に合えばよいが、間に合わねば正門でチェックしている教師から注意を受けることになる。セーフかアウトかで一日の気分も違う。寒い中息を切らしながら走る生徒。登校を見守る教師。
立場は違いながらもそれぞれの息の白さに着目をしたところがよく、冬の朝の様子があざやかに目に浮かぶ。

*他の結社のことは分からないが「塔」に入会してよかったことは、このような形で同人から「評」をいただける機会が多いことだ。歌会に参加することもなく(柏までは遠い)、自分の詠んだ歌がどのように読まれているのか知る由もない。毎号「評」が頂けるわけではないが、「選歌欄評」「一首評」等の機会が設けられているのはありがたい。

 森永さん。ありがとうございました。これまで採りあげてくださった方々にも改めてお礼申し上げます。      (宙)

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プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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