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犬を喰ふ 犬の尾~「塔」12月号 三井修・選 #tanka #jtanka #唐

林


犬を喰ふ 犬の尾~「塔」12月号 三井修・選

あの時の賎しき貌は大人らの犬を喰ひしと今にし思ふ
箸の手の皆とまりたる食堂のテレビに屋根が人が流れる
スクーター停まりて犬の尾のゆれて居るかの声に届く鯖鮨
純一は話さず歩まず十歳の花火の夜に逝きし兄の名
遠花火音に眼のあふ我と犬妻の留守なり風とまりゐる

10月号 池本一郎選歌欄評 山口泰子

紫陽花に人の連なる境内に必死に孔雀は羽根展げをり

紫陽花の有名な寺であろうか。その花で賑わっている境内に孔雀がいるという。孔雀明王にかかわりがあるのかもしれない。紫陽花がきれいに咲き、人が集まり、じっとしておれなくなった孔雀があの大きな羽根を力強く展げたのだ。そして、境内にいる人々全員を惹きつけるために、ポーズをとる孔雀が見えるようである。「に」の重なりが少し気になるけれど、孔雀の必死さに惹かれている歌。

*「塔」のたくさんの歌の中から「必死で」立っていた私の一首に眼をお留めいただき、ありがとうございました。(宙)

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プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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