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茗荷 ひぐらしの道~「塔」1月号 花山多佳子・選 #tanka #jtanka #塔

空蝉柴又 

茗荷 ひぐらしの道~「塔」1月号 花山多佳子・選

 あけましておめでとうございます。
 ブログ更新も久しぶりです。「表現」をしていなかったわけではありません。生涯学習センターで「日本の季節を味わう」講座を担当したり、今年8月の道徳研究会の研究基調を考えたり、講演や学習会の講師、もちろん俳句と短歌を詠んだり、何らかの形で思いを「表現」していました。
 それに加えて毎日4,5時間の孫との楽しい時間。ブログもツイッターもついつい忘れがちでした。まだまだ忙しさは続きますが、少しずつ「今」と「昔」を詠んでいきたいと思っています。過去のことを詠むのはどうなのかと考えていたところ、「塔」1月号で次のような心強い文章を見つけました。「歌の題材として『回想』は重要なフィールドであることが多い。回想することによって、人は自分の経験を対象化し、奥行きのあるものにして、言わばそのことによって人生を自分のものにする」(真中朋久「歌がある」)
短歌を初めて6年、まだまだ踏み込める「回想」のフィールドは広いと思っています。少なくなっていく「現在」とともにしっかり見つめていこうと改めて決意しました。
 今年もよろしくお付き合いください。

◎入選六首

颱風の去りて薬味を採る庭に顔を汚して茗荷の覗く
常磐沖の脂ののれる秋鯖の味噌煮に加へる福島銘酒
ふるさとの新米炊きて故郷のいくらぶつかけ掻込むしあはせ
奥久慈の山影川に長く伸び子持ちの鮎のゆるりと下る
三日目の家庭訪問子に会へず会議に戻るひぐらしの道
色鳥の声止む朝の宿の窓 渓の水音立ち上りくる

◎選歌後記  花山多佳子

三日目の家庭訪問子に会へず会議に戻るひぐらしの道

「子に会へず」だから不登校の子の家庭か。「三日目」や「会議に戻る」という事実のみで言いがたい思いを淡々と伝えてくる。「ひぐらしの道」と収めたのも抑制がある。

 *ありがとうございました。これまで見逃していたのでしょうか。投稿した歌と掲載された歌を詠み比べ、「蜩」が「ひぐらし」に変わったり語順が変わったりと、添削をいただいていました。なるほど添削によりこれほど歌の姿がよくなるのかと驚きました。勉強になりました。

◎11月号 小林幸子選歌欄評  三浦こうこ

 言ふならば蝉の尿(いばり)の程のこと 思ひ返せば癪に障るが
 漢字を多く使い、かたい言葉を好んで硬派な男歌を貫く印象のひと。生き方を真っすぐ見つめる歌の中にこんな歌も。腹が立ってなかなか忘れられないことも、勿体ぶって、すこし言い訳がましく、かえって可笑し味がある。

*ありがとうございました。「蝉の尿の程のこと」をぐだぐだと詠んでいます。相手はもちろん、カエルの面になんとやらなのですが…。



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プロフィール

加藤 宙

Author:加藤 宙
俳句や短歌,日々の思い等をつぶやきます。絵本を好んで読み、「幸福とは何か」「わかるとは何か」「祈りとは」などについて考えています。日が暮れる頃、美味しい肴で至福の時を迎えます。「塔」短歌会。

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